社員メッセージ

宮野さん ひとつでも多く「心地よい空間」を創造する
プロフィール

  名前: 宮野 直樹さん
  所属: 設計部 西日本設計室 西日本設計第一G
  職種: 設計
社員歴: 10年3ヶ月

現在の仕事

「線」を引くだけでなく、「線」で関わる。

私のグループでは、既存のオフィスビルや商業施設などのトイレを改修する際のトイレ改修プランを設計しております。その中で私は商業施設の改修プランを多く担当しています。最近では、表参道の複合商業ビルや渋谷にある美術館のトイレの設計を担当しました。
設計はCADを使って線を引くだけのデスクワークだと思う方もいるかもしれませんが、線を引くだけが設計の仕事ではありません。設計の仕事は、まず改修予定の現地に行って、現状を調査し把握することからはじまります。現地で得た設計与件をふまえ、その空間でどんなことができるかを整理し、頭の中でプランを立てた上で、お客様へのヒアリングに臨みます。ヒアリングでは「こんなこともできますよ」とスケッチを描きながら、お客様のご要望を聞き取って、実際の図面に落していくことになるわけです。もちろん、お客様への提案時にも、営業に同行しプレゼンテーションをおこないます。
ですから、「図面作成」といった「点」ではなく、お客様との折衝も含めて工事全体に「線」で関わらなければいけません。
また、ひとつの物件を設計一人でつくるわけではありません。営業がお客様と折衝し、設計がいいプランを描いて、工事が形にするわけですから、営業、設計、工事が一体にならないと仕事は上手く回らないですし、現場を上手く納めることもできません。良い空間を創るためには、それぞれが「点」で関わっているだけではだめで、「線」で関わることでお互い補完し合いながら、一体となることが重要なのです。

思い出の仕事・仕事の流儀

どんな困難も、「チーム力」があれば乗り越えられる。

チームで仕事をしていく上で一番大切なのは、コミュニケーションです。コミュニケーションが希薄になると、現場が上手く回らないだけでなく、どこか抜けが生じてしまって、完成後に不具合が見つかるなどということも起こりかねません。ですから、コミュニケーションを密にとって連携しながら進めていくことが、この仕事には必要不可欠だと思っています。
実際に工事が始まってからも設計図通りに進んでいるかを確認するために、私自身が現場へ赴くことも何度かあります。現場に足を運ぶことで学べることも多いんです。施工する業者さんや職人さんとコミュニケーションをとったり、自分の描いた図面が現場でどのように立ち上がっていくのかを確認することで、「ここはこういう風に設計した方が、現場はもっとスムーズに行くな」などといった気づきが生まれます。その気づきを次の設計に活かすこともできますからね。
チーム力は難しい現場であればあるほど欠かすことのできない重要な要素になります。チームとしての一体感が生まれて上手く納めることができた難しい現場は、やはり思い出に残ります。
表参道にある複合商業ビルのトイレの改修だったのですが、フロアごとに入っているテナントが異なるため、各フロアの特性に合わせたデザインが求められました。しかも、その建物を設計した建築家が著名な方でしたので、原設計の思想を壊さないようなデザインを生み出さなければならないという、とても難しい物件でした。でも営業が全体的にフォローしてくれたり、工事担当が現場に行けないときは私が現場に行ったり、工事担当が現場で図面にはない細かな部分を調整したりと、営業、設計、工事の連携が絶妙に取れて、難しい現場を上手く納めることができました。あのときに感じた一体感は、今でも忘れられないですね。設計者として、学生時代に授業で学ぶような建築家の代表作に自分の息吹を吹き込むことができたということも感慨深かったです。いや、「自分の息吹」じゃなくて、「チームの息吹」ですね。

やりがい・今後の目標

すべての意志が一致した時に生まれる、「心地よい空間」。

一体感が現場に生まれた時は、この仕事の面白さを感じますし、達成感を得ることもできます。空間を創ることは一人ではできません。お客様も含めて、工事に関わる人たち全員がチームとなってひとつのプロジェクトに関わり、「いいものを創ろう」、「心地よいものを創ろう」という方向で全員の意志のベクトルが一致した時にはじめて、心地の良い空間は生まれるのだと思います。そうやって生まれた空間を、お客様や使用者に喜んでいただいている姿を見ると、本当に「やってよかったな」と嬉しさを覚えます。それが一番のやりがいですね。
ですから、お客様や使用者の喜ぶ姿を少しでも多く目にするために、今後もより多くの心地よい空間を創っていきたいですし、残していきたいと思っています。もちろん容易な事ではありません。最近ではお客様の期待値もかなり高くなってきている事もあり、喜んで頂くためには、ハイレベルな要求に応えていかなければなりません。そのためにも、「水まわりの工事なら、TOTOエンジニアリングが一番」と言われるくらいの存在にならなければいけないと思っています。営業、設計、工事のトータルで、当社が業界のトップランナーになること。それが今後の目標ですね。
その目標の為には、チーム力が重要になります。TOTOエンジニアリングの価値を高めていくのは、TOTOエンジニアリングという会社のチーム力だと思っています。

就職希望者へメッセージ

設計の要素が凝縮された「トイレ空間」。

現在、世の中を見渡すと、トイレ空間はかなり注目されていると思います。商業施設のトイレ・飲食店のトイレでも、「おもてなし感」のある心地よいトイレ空間が利用者から求められています。トイレは誰もが毎日使用する空間です。つまり、トイレは人々の生活の中でとても重要な空間であり、なくてはならない存在です。
設計や工事をする規模としては大きくないかもしれませんが、「心地よさ」や「動作のしやすさ」など、様々な設計の要素が凝縮されています。ですから、幅広い知識が求められますし、とてもやりがいがあります。
また、TOTOエンジニアリングには、自分がやりたいことにチャレンジできる環境が整っています。向上心のある方であれば、活躍できる場が必ずあります。当社はまだまだ可能性を秘めている会社ですので、ぜひ一緒にチームとなって、様々なことにチャレンジしていければと思っています。そして、共にTOTOエンジニアリングの未来を開拓していきましょう。

社員の一日

9:00 客先ヒアリング 今日は直行でお客様のところに行き、お客様から改修にあたってのご要望をヒアリング お客様との会話の中から、改修プランにおけるキーワードを抽出していきます。 11:00 現場 ちょうどいま施工中の現場が近くにあるので、立ち寄り工事管理者、協力施工店に状況確認。現場を見ること、工事関係者とのコミュニケーションも、設計として大切な仕事です。 12:00 昼食 会社に戻る途中で営業と一緒にランチをすませます。社内にいるときは、社員食堂で昼食を取ることが多いです。 13:00 社内打ち合わせ 客先ヒアリングした内容をもとに、営業と改修プランの方向性を決める打ち合わせを行います。今回もチーム力が試される物件になりそうです。 14:00 コンセプト立案・プランイング 打ち合わせした内容をもとに、改修コンセプト立案・プランニング設計作業に入ります。 19:30 帰宅 案件がいくつか並行して動いているので、今日は少し残業しました。お疲れさまでした。